痒みや水ぶくれ等を伴う水虫に悩まされているという人は、少なくありません。悪化すると皮膚がただれ、免疫の落ちた皮膚から雑菌が繁殖して、新たな皮膚病を発症する危険性があります。たかが水虫と侮らず、適切に治療を開始するようにしましょう。
水虫は、カビの一種である真菌によって引き起こされます。真菌は多くの人の肌に存在しています。通常は人体に対して影響を及ぼす事はありませんが、真菌が繁殖できる環境が整ってしまうと増殖を始めます。増殖した真菌は更に活動する範囲を広げたり、他の人へ感染したり、という可能性があります。
水虫の治療に効果的なのは、「ニゾラール」です。真菌が繁殖するのを抑制し、殺菌する効果があります。副作用がほとんどないため、水虫以外にも真菌を原因とする皮膚病の治療にも用いられています。ニゾラールには、液状のものやクリーム状のものなどがあります。症状や場所に合わせて、使いやすいものを選ぶようにしましょう。真菌は目に見えない部分にも存在している可能性があります。効果的にニゾラールを使うためにも、広い範囲にしっかりと浸透させる事が重要です。
治療に当たって注意したいのは、自己診断による誤診です。もう治っているように見えていても、真菌がまだ残っている事があります。途中で治療を止めてしまうと、再び真菌が活動を始めて再発してしまう可能性があります。また、自己診断では水虫だと思っていても、実は全く別の病気である場合もあります。治療方法を間違えば、症状がよくならないばかりか、悪化する恐れもあります。
自己診断はしばしば誤診を招き、治療を遅らせる原因となります。誤診を防ぎ、薬の効果を効果的に引き出すためにも、なるべく医療機関での診察を受けるのが望ましいです。