ニゾラールは、病院で処方される抗真菌薬で、保険適応がおこなわれています。
対象となる菌は、水虫の原因でもある白癬菌やカンジダ、いんきんたむしなどになります。それぞれの真菌に対して、細胞膜が作られるメカニズムに作用し、その生合成を阻止することによって増殖を阻止します。
その真菌の寄生の状況によっては、皮膚表面がジュクジュクしていたり、浸出液が滲み出ている場合があります。この脂漏性の状態に対して、ただ薬を塗り込むだけで良いものか判断に迷うところでもあります。的確な処置を施すためには、医師の指導に従うことが安全であり、早期回復につながります。また、薬を使用した後の保護をはじめとするケア方法についても、専門性が求められます。すなわち、病院での処置をおこなって、保険適応を受けておくことが大切になります。
ニゾラールの薬の形状は、クリーム、液剤、スプレー剤があります。ほとんどの患部に対しては、クリームを塗布することによって網羅されますが、角質化した皮膚に対しては、薬の浸透性を高める意味で、液剤が用いられます。逆に、脂漏性の部分は、液剤ですとはじかれてしまいますので、クリームの保湿性を使ってガードするほうが効果的でもあります。
ニゾラールは、真菌に対する効果の高さを備えていますが、それでいて皮膚への刺激も少なく、副作用を起こしにくい特徴を持っています。ただ、真菌の侵入を許しやすい皮膚であることは否めませんので、薬に対する過敏さを伴うことが少なくありません。皮膚をいたわりながら、真菌の増殖を食い止めなければなりませんので、病院での保険適応のもとで、併用しても支障のない薬を同時に処方してもらうことが大切になります。